Saturday, August 22, 2009

9月の季節要因

9月は統計的に米国株市場でもとも弱い月。下にあるように、過去29年間で13勝16敗。月間平均リターンは-1.08%で、下げた時の平均リターンは-4.32%。1950年までさかのぼってもやはり弱い。これに関してはいろんな説がありますが、一番納得できるのは、やはり業績予想の下方修正。四半期ベースで見ると第三四半期は最も下方修正が多く、またその度合いも一番厳しい。これは多分9月までくれば第三四半期のみならず、第四、そして通期予想を達成出来るかはっきりし始め頃でしょう。出来ない場合は一気に下方修正するケースが多いとされています。ちなみに10月の月間平均リターンはプラスですがこちらも低いですね。

こんな季節的要因もあって、一部機関投資家の中でもそろそろ秋口には押し目が来ると思っている人達も少なくありません。さて今年は?


コンセンサス経済予想

マーケットはこれぐれらいの景気回復シナリオを織り込んだと考えるべきでしょう。




週間インデックス・パフォーマンス (08/17-21/09)

今週は金融を除けば、どちらかと言うと今年アンダーパフォームしていたセクターが上げました。








チャート・ポイント: SPX、NYSE Adv-Dec