Friday, December 4, 2009

雇用統計

11月の雇用統計は予想外に良かった。まず、失業率は10.0%対予想10.2%で、4ヶ月ぶりに低下した。非農業部門雇用者数は-11Kと、予想-125Kを大幅に下回り、月間ベースは2008年1月以来の水準であった。さららに過去2か月分は下方修正され:10月 -190K => -111K, 9月 -219K => -139K。改善トレンドは当初より進んでいたことになる。生産部門は-69Kと、引き続き厳しい状況ですが、下げ幅はかなり縮小しました。サービス部門は+58Kで2ヶ月上昇し、先行指数とされるテンプ(人材派遣)は+52Kで4ヶ月上昇した。これで四半期平均ベースで見ると、非農業部門雇用者数は:Q4 -61K, Q3 -199K, Q2 -428K, Q1 -691K。

週平均労働時間は予想33.1を上回る33.2で、今年2月以来の水準まで戻した。又、製造業部門の週平均労働時間派40.4と上がり、昨年10月以来のレベル。同部門のオーバータイムも3.4時間と2ヶ月上昇し、これも昨年10月以来のレベルでした。

しかし、平均時給は$18.74(前月比+0.1%、前年同月比+2.2%)で、予想前月比+0.2%に届かなかった。

最後に付け加えると、季節調整前の非農業部門雇用者数は11月 +80K, 10月 +708Kでした。