Thursday, July 2, 2009

雇用統計

6月の雇用統計は予想以上に悪かった。失業率は9.5%と予想の9.6%を下回ったが、それでも1983年8月以来の高さまで上昇。コンセンスの見通しでは来年まで失業率がじり高するとしているので今日はビッグ・サプライズではなかったと言えるが、ストレ・ステストに使われた前提条件より高い。また、非農業部門雇用者数も単体で見ると6月は-467Kと予想-367Kを大幅に下回った。ただ、いくつかの特別要因と季調の問題もある可能性も否定できない。たとえば、この季節は学生が卒業または夏休みに入るはず。今の雇用情況では季調で完全にカバーできないのでは?また、今月政府雇用が-52Kとされているが, 短期的に雇われたセンサス調査員49Kがこの中に入っている。

それでトレンドを見るために5月と6月の平均を取ると-395K.また、第2四半期平均は-436Kで、第1四半期平均は-691K. 一ヶ月だけのデータでは改善基調が変わったとは判断出来ない。

Source: Bureau of Labor Statistics, Federal Reserve Bankf of St. Louis, Briefing.com




























No comments:

Post a Comment