Thursday, July 9, 2009

新規失業保険申請件数

7月4日で終る週の新規失業保険申請件数は565K(-52K)と予想の603Kを大幅に下回って、1月7日のレベルまで低下した。その理由は3連休のインパクトと自動車産業の人員削減のタイミイング。通常は7月にあるものが、今年はクライスラー、ジェネラル・モーターズのChapter11により, 5~6月へと前倒しになった。この為、季調が狂い、この週が下に引っ張られた形となった。もしそうであれば、5~7月の雇用統計も同じような現象が現われている可能性があるのでは?

もう一つのポイントは、雇用統計は遅行指標だが、新規失業保険申請件数は先行指標であること。そこで、季調無しのデータを前年同期比ベースでグラフ化した物が一番下にあります。これで見ても2月辺りでピークを打ち、かなり早いスピードで下がっている。


Source: U.S. Dept of Labor, Federal Reserve Bank of St. Louis, Briefing.com










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