Wednesday, December 9, 2009

卸売在庫

10月の卸売在庫は予想-0.5%を大幅に上回り、+0.3%。14ヶ月ぶりに上昇。売上げは+1.2%と6ヶ月連続で上がっているので、企業が在庫取り崩しから積み増しに転じた兆しが見えた感じです。特に、先週金曜日に発表された製造業受注の中でも、やはり在庫が14ヶ月ぶりに上昇していました。今日の詳細を見ると在庫積み増しされているのは非耐久財(+1.5%)で、耐久財は(-0.4%)だったが、これは今年で一番少ない下落率だった。

売上高在庫比率は1.16まで低下し、これも今年最低水準まで回復。卸売在庫は企業在庫の約25%に当たる。

注意しておくべき点は、ISM 製造業景気指数やISM非製造業景気指数の中ではまだ在庫調整は続いていることで、卸売業界以外ではまだ在庫積み増資まで至っていないようです。



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