Sunday, August 23, 2009

秋からのマーケット

8月ももう第4週。、日本では週末の選挙を控え、夏のホリデエイ・シーズンも残すことわずかとなりましたが、アメリカの夏は今年一週間長め。カレンダーのシフトで夏の終わりを告げるLabor Day Holidayが9月7日だからです。機関投資家たちがオフィスに出揃い、運営計画を実行し始めるのは9月の第2週辺りになりそうですね。もちろん、9月4日、金曜日発表の雇用統計を週末じくりと評価してからですが。


3月のボトムからSP500は+51.7%、DJIA +45.2%、そしてNASDAQも+59.3%ほど戻し、下のテーブルで見えるようにベアー・マーケット後の上げとしては6ヶ月で平均以上なものとなりました。













これは5月辺りから描いていた第三四半期の景気底打ちを織り込み、今度は景気回復の speed(速さ),strength(力) and sustainability(持続性)に、秋から注目点が変わるのではないでしょうか。今までのようにless badではもうマーケットの原動力としては物足りなくなり始めたと思うべきです。そういう意味でもデータに対する市場の反応ならびにその変化に気をつけて見てゆく必要があります。現在の経済予想はさほど強くないので、今のところハードルはあまり高くありません。それと、これだけのリストラ・コスト削減を実行した事により、top-line(売上げ)が大きく伸びずとも、bottom-line(純利益)を出すことは可能ではないでしょうか。

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