Thursday, October 1, 2009

個人所得,個人消費

8月の個人所得は+0.2%で、予想+0.1%を若干上回り、2ヶ月上昇。 プラスに取るべきポイントは賃金・給与が+0.2%で、2ヶ月上昇していること。個人消費支出は+1.3%と、予想+1.1%より強く、CARSプログラムにより、耐久財が+5.3%と大きく伸びました。しかし、非耐久財もなかなか強い+2.3%、サービスも+0.4%ですから、特別要因を除いても8月の個人消費は結構な伸びをみせました。その分だけ貯蓄率は3.0%まで低下。

通常であればこの反動が9月の個人消費に現れるはずですが、今年はLabor Day HolidayとBack-To-School セールが9月にずれ込んでいるので微妙ですね。来週はチェイン・ストアー売り上げが出るので、興味深いところです。そして、この辺も9月からは前年同期比が楽になり始める事も考える必要があります。

あと、先日出た8月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は、ビジネス環境と雇用が理由で下げましたが、このように消費は伸びています。前にも書いたように、この二つの相関はあまり強くないです。


Source: U.S. Bureau of Economic Analysis, Federal Reserve Bank of St. Louis





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